イギリスでの、もっとも望ましいブルドッグの体重は、雄が55ポンド(24.95s)雌が50ポンド(22.68s)と示されています。
アメリカでは、雄50ポンド(22.68s)、雌40ポンド(18.14s)と規定されていますが、日本では、雄25s(55.1ポンド)、雌22.5s(49.6ポンド)と定められていて、すべて成犬の年齢を基準にして示されていますが、わが国の規定サイズがもっとも大型化している気がします。
しかし、最近イギリス、アメリカから輸入された種雄の中には、30sをオーバーした大型犬が非常に多くなっています。現在の標準サイズは、今から300年以上前に想定されたものですから、現代の国際的プルドッガーのファシズム的ちょうこうで大型化している感はいなめない事実です。
しかし、不動の鉄則としてスタンダードがある以上、それを厳守すべきだと思うのは、筆者だけではないと思います。
【 ブルドッグの好ましくない点 】
子犬のうちはあまり判別困難部分で、発育過程であまり下顎が極端に出すぎたものはいけません。
先天的に尾の長すぎるもの(人工的断尾は絶対にいけません)、鼻鏡に肉色欠損の多いもの、耳が立ってしまったものなどはさけることがけんめいです。
とくに、ブルドッグの見方をマスターする方法としての近道は、ブルドッグの単独ショウーを数多く見て、とくに名犬と称さている犬をよくみて、参考にすることがもっともよい方法だと思います。 |