頭部構造の比較

【 イギリスにおける頭部 】
頭蓋は非常に大きく、大きければ大きいほどよいとされます。
その周囲は、耳の前部のところで測って、少なくても肩部における体高に等しいものでなければなりません。
正面から見て、下顎の端から頭頂まで非常に高く見え、また、非常に幅広く、そして、四角形状にみえなければいけません。頬は充分に丸味を帯びて、目の外側に横に張り出します。側面から見て頭部は非常に高く見え、そして、後頭部から鼻端までは非常に短く見えなければなりません。
前額は平らで、突き出ていたり顔面に張り出していたりしてはいけません。前額および頭部の皮膚は非常にゆるく、充分なしわをつくります。前頭骨の非常に著しく、幅広く四角形状そして高くなっていて、両目の間に深く幅広いへこみをつくり、これがストップと言われます。
ストップから一本の幅広い深いしわが頭蓋の中央部までのび、その末端は頭頂に達します。
頬骨の正面から鼻までの顔面はできるだけ短くつくります。その皮膚には、深く細かくたてこんだしわがあります。口吻は、短く幅広く上向きで尻からロ端しまでは非常に深くなっています。鼻は大きく、幅広く、ブラック(黒色)をしていて、絶対にレバー色やブラウン(褐色)であってはいけません。
鼻の先端は、ほとんど両目の間に深くひっこんでいます。両目の内側の目尻の中央から(両目の間またはストップの中心部)鼻端までの距離は、鼻端から下唇のはしまでの、長さをこえてはなりません。鼻孔は大きくブラックで、それらの間には明確で垂直な線が通っています。
チョップと言われる垂れ下がった唇の部分は、厚く幅広く、充分に垂れて非常に深く、下顎の両側を完全におおいますが、正面をおおってはいけません。この垂唇は正面で下唇と合い、完全に歯をおおいます。顎は幅広くすばらしく大きく四角形状をしていて、下顎は上顎の前方にかなり突き出していて上向きです。
正面から見て、顔面各部はその中央に上下に描いた想定線の両側に均等に分布し、完全にバランスがとれていなければなりません。

【 アメリカにおける頭部 】

頭蓋は非常に大きく、その周囲は、両耳の前部のところから測って、少なくても体高に等しいものでなければなりません。
正面から見ると、下顎の端から頭頂まで非常に高くみえ、また、非常に幅広く、四角形状に見えなければなりません。
側面から見ると、頭部全体が高くみえ鼻の頂点から後頭部までは非常に短くみえなければなりません。前額は平らで、丸味をみせたり、ドーム状などであってはなりませんし、突き出ていたり、額面に張り出していたりしてはいけません。

【 日本における頭部 】
頭蓋は非常に大きく、その大きさは耳のつけ根の頭部、顔面の周囲の長さが、体高の寸法以上なければなりません。前望して、下顎の角から頭蓋骨の頂点まで高くみえなければなりませんし(ストップが深く、下顎が巻き上がって、鼻の先から頭頂まで短くみえることを言う)、たいへんに幅広く角張ってみえなければなりません。
側望すると、頭はたいへん高くみえます(頭頂から咽喉下垂皮まで深いことを言う)。額は平らで、突き出してはいけません。ストップは幅広く、深い溝に加っていて、額の中途まで明瞭で、頭をたてに二分し、頭頂までその痕跡が認められます。
頚は適当な丸味を持ち、横に突き出して、ゆるんだ深いしわを形成しています。
 

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